


「人文学基礎」チーム
「人文学基礎」チーム概要
人文学林では、学生のコミュニケーション能力を育み、社会科学や理系など他分野への広い理解を深めることを目的として、「人文学基礎(人文学と対話)」と「人文学基礎(現代の教養)」の2科目を必修科目として提供しています。この2科目は、学生が人文学の基盤となる知識と視点を身につけるための重要な役割を果たしています。
「人文学基礎(人文学と対話)」
この科目では、専門分野や文化背景の異なる受講者たちが、ミーティングアプリ(Zoom Meetings)を活用し、「人文学と社会」「人文学とデジタル技術」「人文学と倫理」「人文学と人権」などのテーマについて対話型のグループワークを行います。この授業のなかで、受講者は、感じ方、考え方の異なる他の受講者を尊重、理解しながら、協働的・創造的なコミュニケーションを行うことに取り組むとともに、現代的な課題に応える人文学的研究・実践のあり方について共に探究することを行います。

「人文学基礎(現代の教養)」
「人文学基礎(現代の教養)」は、オムニバス形式で実施され、5専攻および他研究科から講師を招いて講義を行います。人文学を学ぶ学生にとって今日必要とされる基礎的な教養を提供し、幅広い視野と知識を養うことを目的としています。それぞれの講義内容は、学生が自身の専門分野を超えて人文学全体の知識体系を理解するための土台を築くものです。
人文学基礎チームは、これらの科目を通じて、学生が人文学の多様な可能性を発見し、社会の複雑な課題に対応できる力を育むことを目指しています。また、オンライン形式を活用した授業運営により、専攻やキャンパスを越えた柔軟な学びの場を提供しています。