


社学共創部門
懐徳堂記念会との連携
社学共創部門は、「学外団体との連携などによる社学共創の推進」をミッションとし、江戸時代に大阪で活躍した学問所「懐徳堂」の精神を現代に伝える活動を通じて、学問と社会のつながりを深める取り組みを行っています。
「懐徳堂」は、1724年に大阪の地に誕生した、町人の手になる町人のための学問所です。懐徳堂は大阪大学の理念的な源流の一つとして位置付けられています。大阪大学大学院人文学研究科・人文学林は、一般財団法人・懐徳堂記念会と連携して、懐徳堂顕彰と関西の学術振興のための活動を展開しています。
具体的には、懐徳堂に関する貴重資料の公開、一般市民向けの講座や講演会の開催、会員向け機関誌の発行を通じて、歴史や文化の理解を深めています。これらの活動により、人文学の知見を社会と共有し、学問と実践が共に発展する共創モデルの構築を目指しています。
懐徳堂記念会の活動を通じて、大阪の文化的遺産を守り、発信することで、学問と社会を結ぶ新たな可能性を探求しています。